嬬恋村インタープリター会では、同会のリーダーを養成する第4回の講座を11月6日から8日まで3日間の日程で、嬬恋村大前のログコテージ「ふりーたいむ」を会場に実施しました。 嬬恋村インタープリター会は、「あなたに、まだ、見せてない風景があります」をキャッチフレーズに、日本の大分水嶺であり美しく多様な自然を有する嬬恋村の風景を次の世代に引き継いで行くべく、嬬恋村内外のインタープリターが集い、インタープリテーション活動やトレッキングガイドを主に行なっている団体です。同会メンバーの活動は動植物のインタープリテーションにとどまらず、嬬恋ならではの歴史、伝統文化などの「地域の良さ」「地域らしさ」の掘り起こしと見直しを図っており、この地に於ける人と自然との関わりを伝えていく活動を行なっています。 ここでは、そうした活動を推進していくために、様々な分野の専門家の先生方に来ていただき、その講義、実習などから、インタープリターとしての心構え、知識を学んでいこうというものです。
このあと、インタープリター会理事で、登山家の大島義夫氏が「登山基礎講座」を担当、「安全登山の心得」について講演。近年登山事故が多発する傾向にあり、事故全体の75%は40歳上の中高年者によるものであると指摘。特に50歳を超えると、急激に平衡感覚が衰え、若い頃に比べて危険に直面する確率は格段に高くなると警告。まず、そのことを各人がしっかりと自覚し、日ごろから体力の保持に努めて、万全の準備を整えて登山に参加するようにと注意を促しました。
午後からは、環境省環境カウンセラー、群馬県環境アドバイザーでプロジェクトワイルド上級講師の笛木京子さんが、ネイチャーゲームなどフィールドでの実技を交えながら、「自然体験活動の基礎技術」、「自然体験活動の指導法」、「プログラムの作り方」の授業を行いました。この中で笛木さんは、自然体験を子どもと一緒に楽しむために、指導者としてどのような心構えが必要かを確認したあと、「フィールドマナーを守る」ということについても、まず子どもたちに、正しい自然との付き合い方を伝えることが肝心であり、「ゴミを捨てない」「植物や生き物をむやみに傷つけない」「立ち入り禁止の場所には決して入らない」など最低限のマナーをしっかり伝えることが大事であると呼び掛けていました。