今までいろんな桜を見てきたけれど一番心に残るのは、秩父鉄道沿線に咲く桜。小さな駅舎をすっぽり包むように咲いた桜の古木、ダムの堰堤で野生の猿と眺めた桜、私の場合は車でSLを追いかけながらの「旅」でしたが、ことこと進む電車に揺られながらの「さくらめぐりの旅」もきっと素敵な春を見つけることができるだろうと思います。
秩父鉄道には3月から12月の間、SLが走ります。もくもくと煙を上げながら桜色に染まった秩父路を駆け抜ける蒸気機関車の懐かしい姿・・・
羽生から三峰口まで60q足らず、約2時間40分の旅です。
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本日は寄居駅方面から三峰口駅方向へ進みます。
【野上駅】
法善寺には樹齢100年のしだれ桜が咲いています。赤いよだれかけをしたお地蔵さまを飾るように桜の枝が下がっています。 |
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【長瀞駅】 長瀞は「日本さくらの名所百選」に選ばれた桜の名所、荒川沿いや宝登山への参道をすっぽりうずめて桜のトンネルが続きます。岩畳には真っ白なユキヤナギの小さな花がこぼれるように咲いています。 |
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【皆野駅】
美の山の山頂の桜の時期は、麓の沿線よりちょっと季節がおくれます。その代りソメイヨシノに続いて八重桜が咲き、なんと1ヶ月の長期にわたって桜を楽しむことができます。
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【秩父駅】
秩父市内にも多くの桜の名所があり、ミューズパークが有名です。 |
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【浦山口駅】
浦山口から徒歩15分程度の札所29番の長泉院、小さなお堂を囲むようにしだれ桜が咲いています。入口にあるシダレザクラは清雲寺のシダレザクラを移し植えたもので「よみがえりの一本桜」、といわれ、札所めぐりの人たちで賑わいます。以前は静かなお寺だったのですが、最近は観光バスが列をなしています。
この付近には浦川ダムがあり、ダムの堰堤にはにひっそりと桜が咲いています。
沈んでいった昔の集落の道しるべのようにも見えます。
なんと、ここで親子連れの野生の猿が桜の花びらを口にしているのを見つけました。
花の蜜を吸っていたのでしょうか。 |
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【武州中川駅】 武州中川駅から徒歩で15分、道の両脇からこぼれるように咲く様々な花、うきうきと歩く春の小道です。(長泉院からも徒歩15分程度で歩くことができます。)
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清雲寺は関東随一と言われるしだれ桜の名所、境内全体がすっぽりと桜の花の笠をかぶったようです。樹齢600年と言われるエドヒガン桜は天然記念物となっています。また夜間にはライトアップされ、暗闇に妖艶な姿が浮かび上がります。 |
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【武州日野駅】
赤い屋根の小さな駅舎の周りは桜ですっぽり包まれています。
桜の花びらが舞い散る中を、この駅舎から旅立ってみたい・・・
旅心をかきたてる、メルヘンのような風景です。 |

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秩父鉄道終点は三峰口、ここではSLが方向を変える様子を見ることができます。真黒な巨体が大きな警笛を鳴らして煙を吐きながらゆっくり走りだします。
毎年混雑する桜の名所、今年は秩父の山にひっそりと咲く一本桜を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。「私だけの桜百選」ができそうです。 |
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