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生産量日本一!加須のこいのぼり
端午の節句に、五月の青空に元気に泳ぐ鯉のぼり。
江戸時代、武家のあいだには、家紋をしるした旗や幟、武具を端午の節句に飾る習慣があり、やがて経済力をつけた町人たちも端午の節句を祝うようになりました。
家紋の小旗の代わりに中国の登竜門伝説から「鯉の滝登り」を表す、紙で作った鯉をとりつけるようになり、男の子のお祝いとして、全国に広まりました。
加須の町では、明治の初め、傘や提灯を作っていた職人たちがその技術を活かして本業の合間に作り始め、小川の手漉き和紙を使用することで加須の鯉のぼり作りは発展しました。
特に、大正12年〔1923年〕の関東大震災で打撃を受けた東京の業者が生産を一時中断したことをきっかけに全国に加須のこいのぼりが全国に広まりました。
時代は変わり、和紙で作られていた鯉のぼりも、雨風に強い木綿布製からさらに、ナイロン繊維にシルクスクリーンの鯉のぼりが主流になりました。
加須の町は現在、日本一の鯉のぼり生産量と技術を誇り、今も市内には4軒の業者がありますが。その中で今も唯一手作りの鯉のぼりを作り続けて入るのが創業100年の(株)橋本弥喜智商店で、社長の橋本さんは、埼玉県認定の伝統工芸士です。
手書き鯉のぼりは、職人が刷毛で一筆ごとに気迫を込めて描いていくもので、金銀を始め12色の顔料を使い18もの工程を費やして出来上がります。
熟練の職人が2ヶ月以上かけて作り上げた鯉のぼりは、鱗の1枚1枚にいたるまで、跳ねるような勢いが感じられます。
この技を活かして5月3日、100mのジャンボ鯉のぼりが、加須の空にゆったりと泳ぎます。
また、鯉のぼりのほか武者人形も作られており、その凛とした姿は100年の技術の重みを語っています。
写真の鯉のぼりの大きさは、上から7m、6m、5mの大きさです。
(株)橋本弥喜智商店
埼玉県加須市土手1-12-12
TEL 0480 61-0371
FAX 0480-62-4151
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