元気埼玉 > 働く > 取材記事「NPO埼玉就業支援システム」
| [ NPO法人埼玉就業支援システム ] 生涯現役であるために |
|
2007年いよいよ団塊世代の大量退職が始まる。その数は800万人と言われる。
そして、その80%以上が何らかの形で働き続けたいと希望しているといわれる。
しかしながら、その思いとは反対に再就職は中高年齢者には厳しくハローワークの窓口に立つと愕然とする事実をつきつけられる。
どうすれば、この厚い壁を越えることができるのか、中高年齢者や障害者の就業を支援するNPO法人「埼玉就業支援システム」の佐々木理事長に退職後の職探しについてアドバイスしてもらった。
佐々木氏によると、大手企業どころか比較的人材不足といわれる中小企業においてさえ若い人中心の求人が多く、経営者の考え方が変わらない限り中高年者の就業は難しいと言う。同じ仕事でも35歳の人の年収400万〜450万円に対し50歳を超えると300万円と激減する。
しかしながら、金額でなく仕事の内容に自分が満足できるかどうかという考え方に変えることが出来れば、仕事はたくさんあると佐々木氏は言い切る。
そのためにも退職前の今から自分の人生設計をしっかり考えなければならない。
これからの就職に必要なことは職種によって違うが、最低でもまずパソコンでエクセル、ワード、メールなどの基本的なことが出来ること、中小企業の場合は自動車の運転ができることが必須条件となる。
更にメーカーの場合は、生産管理、品質管理は理解しておくことが必要となる。
いずれにしても、定年になってから「さあ勉強するぞ」では既に遅く、今から勉強を始め、さらにたくさんの経験を積んでおこうとする覚悟があるかどうかにかかっている。
(いろいろな資格をとるための通信講座もあるが、その学校だけの資格もあり折角資格をとっても外部に通用しないことがあるので注意すること)
製造業の金型、旋盤工、設計のCADの経験者には比較的、職探しは有利。
経理なら税理士、FPなどの資格を持ち経理一般を見ることができること。
営業職は技術営業経験者が有利。
これから勉強する場合のアドバイスとしては、どこの企業でも必要とされる「衛生管理士」の資格。また英語力は大きな武器となるがその場合でもTOEICなら700点以上、そのほか第2種普通自動車免許、ボランティア精神のある人なら介護士の資格が有利だと言う。
再就職は「つて」に頼るのが一番早いが、逆に失敗した場合人間関係が壊れる場合があるので慎重にすること。
いずれにせよ、「面子では生活していけませんよ」と佐々木氏は厳しい。
年収600万を希望していた人が結局は180万円の仕事につかざるをえないこともある。
けれど、いくつになっても外部とのつながりを広げていけることは人間の生きていくエネルギーとなるはず、働ける喜びをずっと感じて一生涯現役を目指して欲しい。
毎日、再就職希望の多くの人と面接し、企業回りを続けている佐々木氏の言葉は厳しい。けれど自らが55歳で経験したリストラの辛い思いを乗り越えて、就業支援のNPO法人を作り上げた佐々木氏であるからこそ伝えられる、同年代の団塊の世代への熱いエールとだと感じる。 |
NPO法人埼玉就業支援システム |
特定非営利活動法人埼玉就業支援システムは、年齢に関係なく就職をご紹介いたしますが、特に就職困難な中年、高齢者、障害者の方々の就職についても平等にご紹介してゆくことを理念に立ち上げたNPO法人です。
求職者に対して綿密なカウンセリングによって能力と適性を把握し,必要な場合はパソコンレッスン、面接対応教育、就職対応教育等を進め、就職まで、あるいは就職後もご本人、採用企業側双方にサポートしていきます。
また求人企業に対しては、非営利であることによる低い紹介料でお世話することができます。
未就労の皆様に働く意思と意欲があれば、必ずや新たな就職先が見つかると思います。
ホームページ:http://www.sai-job.com
|
|
|
|

|








※広告のお申し込みはこちらから



  |