せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これや七草 春に七草、秋にも七草があって、やはり日本文化は、草木に近しく、季節感があっていいですね。 正月7日、無病息災を願っていただく春の七草粥は、文化的にもすばらしいし、健康面から、よく理にもかなっている。年末・年始の暴飲暴食で荒れた胃腸をいやすにいいし、ビタミンも豊富。 上のみそひと三十一文字は、春の七草を憶えるのに便利な歌ですが、皆さんも、セリ、ナズナ、ハコベラ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)の五つは、だいたい、わかるでしょう。 さて、残りのゴギョウ、ホトケノザは、わかりますか。 ゴギョウは、一般的にはハハコグサ。七草のホトケノザは、本当はコオニタビラコ:きく科。一般に知られているホトケノザ:しそ科は、七草のホトケノザとは大ちがい、食べられない。七草粥にまちがえて入れては大変。 摘み草をするとき、このハハコグサ、コオニタビラコは、似た種のまぎらわしいものが多い。お正月はぜひスーパー売りのものではない野の七草粥をお試しください。
七草では、ゴギョウ、またはオギョウ。 これでもきく科。きく科は、ずいぶん仲間が多いですね。 昔は、草餅に入れられたといいますが、その後ヨモギにとって代わられました。特徴は、体全体に、ビロードのように、毛をいっぱいまとっていること。 花期は、春といわれているが、秋に咲く場合もあります。
これも、きく科。特徴は、ロゼット状に根生葉が出ること。ここから仏のすわる座布団「仏の座」と呼ばれるようになったのでしょう。 これには、まぎらわしいものに、ヤブタビラコ、オニタビラコがあります。 それらとの見わけ方は、茎をよく見ること。コオニタビラコには毛がないですが、毛があれば、ヤブタビラコかオニタビラコ。