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三芳町ハイキングクラブ  |
尼ガ禿山から玉原高原 ―ブナの森と湿原を歩く― |
| 群馬県沼田市の北部にある尼ガ禿山(1466m)には、関東でも有数といわれるブナ林があります。山頂からは北西に谷川連峰、南には上州武尊山、赤城山、榛名山など抜群の展望がえられます。
玉原高原は標高1200〜1500mで、ミニ尾瀬ヶ原とも呼ばれ、ミズバショウ、ニッコウキスゲやアヤメなど、季節の花々が楽しめます。
所沢ICを出る時は、バスの窓を叩きつけるような土砂降りの雨でしたが、赤城高原SA,沼田ICと過ぎるころには、雨も小降りになりました。バスの窓からサクランボ狩の看板や、ラベンダーの花園が見えてきました。バスは森林に覆われた山道を進み、玉原高原へと向かいます。雨でしっとり濡れた木々の緑がとても鮮やかです。 |
玉原国際セミナーハウス前でバスを降り、準備体操を入念にすませ、尼ガ禿山へ第一歩を踏み出しました。

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| なだらかな道がつづくブナ林の中、森林浴をしながら登ります。どこまで行ってもブナの林ばかりでした。

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霧のかかったブナ林がとても幻想的で、東山魁夷が描いた中国の風景を思い出しました。


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道端には白っぽいギンレイソウがたくさん咲いて、私たちを喜ばせてくれました。若竹を摘んでいる仲間は「網でサッと焼いて、お味噌をつけて食べるのよ」と嬉しそうでした。
第5鉄塔に到着しました。頂上まではあとわずかです。ブナ林の中にホウバの大木がありました。ブナ林を抜けると左手が開け、眼下の景色が見えるそうですが、残念ながら視界が悪く、そのうえ足を取られそうです。 |
霧に包まれた山頂に到着。「尼ガ禿山山頂標高1466m」の標識の前で記念撮影、三角点標石にタッチしてそれぞれ満足していました。

展望はありませんでしたが、上州の山々を想像しながら、頭の中でその姿を描いていました。 |
ランチタイムは少し下った第5鉄塔でとりました。オニギリを一つ食べはじめたら突然の雨。慌てて昼食を済ませる始末でした。

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昼食後は玉原湿原へ。
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| ヒオウギアヤメの紫と、コバイケイソウの白とのコントラストが、湿原にピッタリきまっていました。仏像の瓔珞に似たウラジロヨウラクやオゼダイゲキ、雨に濡れた寂しそうなワタスゲの花も見られました。


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また出口には「玉原小鳥がさえずる森」と題した四季の鳥30種類の看板を見つけ、玉原には植物だけでなく、小鳥もたくさん生息しているのだと改めて知りました。

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朝の大雨も帰るころには青空が見えてきました。山では大雨にもあわず、無事予定通りの山行きができたことは、皆さんの日ごろの行いが実を結んだのでしょう。


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文:三芳町ハイキングクラブ 小林 利秋
写真: 〃 牧 英雄・近藤次良 |
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