日本フラダンス協会
今、女性の間で大人気のフラダンス。緩やかな体の動きと華やかな衣装に惹かれて、中高年の女性の間でも、新しく習い始める人が増えていると聞き、早速、日本フラダンス協会の新野先生にお話を伺ってきました。
新野先生は72歳。昭和10年生まれ、南国の強い日差しの下に咲く、大輪の花のように華やかでパワフルなかたです。
その人生はまさに、ドラマティック。若い頃からハワイアンの歌手になりたくて、雑誌記者をしながら独学。38歳の時に、テレビのアップダウンクイズで優勝、その賞金で念願のハワイへ移り住みます。そして、今度は新聞記者をしながら、毎晩ハワイアンを聞きにショーへ出かけ、それをきっかけにフラダンスの道へ。外国人として初めて「マスター」の称号を受け、古典から現代創作まで幅広く活躍されています。
フラダンスというと古典舞踊というイメージを持っていたのですが、新野先生によると「刻々と変わる風のように、そのときの感情を自由に表現するのがフラ。フラは生きる鼓動なのよ。」とのこと。
年齢などに関係なく、踊ることで なりたいと思う自分になれる・・フラダンスの人気の理由はここにあるのかもしれません。
教室では女子大生から中高年の生徒さんまで、男性の竹内さんのウクレレに合わせて練習中でした。優雅に見える踊りも、腰を落としたまま背筋を伸ばして踊るために、かなりの運動量、みなさんあっという間に汗びっしょりです。

「この詩の意味をよーく考えて!心で理解できないと踊れないよ」竹内さんがハワイ語の意味や指先に込められた感情を説明します。
やさしく しなやかな体の動きに、うっとりしながら見学。アア・・私も習ってみたい。
でも、フラダンスは女性だけの趣味ではないのです。このスタジオでは「オヤジフラダンサーズ」という教室があり、取材に訪れた日は、67歳と56歳の男性が練習していました。二人とも、フラダンスの魅力にひかれて、男性が習える教室をインターネットで調べ、ようやくこの教室を見つけたとのこと。そのうちの一人は陸上自衛隊退職後に、奥さんが習っていたフラダンスを一緒に楽しみたいとわざわざ群馬県から通っていらっしゃる方でした。始めて2回目、まだぎごちない動きですが「年をとっても一生楽しめそうな気がして」という言葉に、本場ワイキキの浜辺で 奥様と二人で踊られる日が きっと来ることを確信した私でした。
さあ、元気埼玉の読者の皆様も、ご一緒にフラダンスを始めませんか?
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