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THE 有頂天ホテル ★★★★☆
面白かった。5分に一度はクスッと笑えた。少なくとも2時間16分の間、頭を空っぽにできる。鬱の状態で観に行ったのだが、お陰で晴れ晴れした気分になった。
大晦日を迎えた老舗の高級ホテル「ホテルアバンティ」。従業員は、ホテルの威信をかけた「年越しカウントダウンパーティー」の準備に大わらわ。そこへ、訳ありのさまざまな宿泊客や、パーティー出演者がやってくる。
23人のキャストがすごい。副支配人に役所広司、子持ちのルーム係に松たか子、マスコミに追われる悪徳政治家に佐藤浩市、死にたがる演歌歌手に西田敏行、芸能会社社長に唐沢寿明、コールガールに篠原涼子、ベルボーイに香取慎吾、パッとしない歌手にYOU、そのほか、伊東四郎、戸田恵子、オダギリジョー…などなど。主役級のキャストが、それぞれの持ち味を余すところなく見せてくれる。「篠原涼子のコールガールはハマリ役だなあ」「そういえばYOUは歌手だった。歌がうまい!」「三枚目の唐沢が面白い」「松たか子の演技が自然でいい」と、贔屓の俳優を見る楽しみもある。
松たか子の別れた夫が佐藤浩市だったり、役所広司の元妻が「マン オブザ イヤー」受賞者の妻として現われたり、登場人物の人生を縦横に張りめぐらせた脚本は、さすが三谷幸喜という感じ。しかし、三谷作品への期待があまりにも大き過ぎたためか、ちょっぴり期待はずれの感も否めない。 |
「THE有頂天ホテル」公式ページ |
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