| JR高崎線の「桶川駅」は、古くは中山道六十九次、江戸から6番目の宿場「桶川宿」として賑わっていました。
この町は紅花の産地として知られ、これから作った「桶川臙脂」(おけがわえんじ)は、口紅や占領の原料として江戸時代の女性を鮮やかに彩りました。今は化学染料に押されて、紅花畑も観光用として残すのみになってしまいました。
駅の西口と東口では、開発に大きな差があり、西口は「おけがわマイン」(東武系列ショッピングセンター)が作られて駅前整理が進んでいますが、東口は駅の階段に額をくっつけるように駅前商店街が始まります。

中山道の趣を残すのは東口、商店街を歩くと狭山茶の系列をひく武州桶川宿銘茶のお茶屋さん、和菓子屋さんが多いのに気がつきます。
狭い通りを歩いていると突然邦楽器店から三味線の音が・・・昔にタイムスリップしたような感覚です。
今も町のあちこちに中山道の面影を残す、古い家が点在しています。まだ民家や店舗として使われており、住む人の暖かな息遣いが感じられます。
この日は、この桶川駅で降りて本田航空を訪ねたのですが、銀色に光る航空機と、歴史の中に眠っているようにも思える古い家並みは対照的でした。
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