旅の予算づくり ホテルを手配する。
旅行先、ロング・ミドルステイ先が決り、航空券の手配が終わったら、次はホテルの手配となります。
通常のPACツァーでしたら、ホテルのグレードも、ロケーションも決まっているので すが、個人自由旅行、ロング・ミドルステイ旅行の場合は、ホテルも自分で決める事になります。
これは、大変楽しい作業なのですが、意外と大変です。
ホテルを決める条件とは
◆お値段 日本の旅館と違い一人の料金ではなく、一部屋の値段です。
幾らまで、宿泊費にかけられるかは、各々の旅のスタイルによって当然違います。 移動・寝るだけのホテルなのか、エンジョイする為のホテルなのか?
◆ロケーション これも、泊まる目的によって変ってきます。リゾートで長期滞在するのと、毎日出歩くのとでは、ホテル選びの立地条件は大きく変ります。
◆設備・グレード ロビー・エントランスだけが立派で、部屋の仕様はたいした事のないツァー用のホテルに宿泊した経験を皆さんお持ちだと思います。ビジネスセンター・プール・フットネスクラブがあっても、一泊だけ、移動の為のホテルでしたら、そんなものは必要ではなく、たっぷり
お湯の出る、清潔なタオル・シーツのあるホテルで十分です。
リゾート地を歩いていると、小奇麗なプチホテルや、ロッジ・民宿等を見かけた事もあるでしょう。何時か、次はこんな所でのんびりしたいと思った事でしょう。
ホテルをどうやって探すか
◆インターネット 先ずはインターネット
が現代のホテル探しの主流です。色々なサイトがあり、私のサイトで紹介しています
個人自由旅行者の為のホテル検索
良く、利用しているのが、
アップルワールドです。ここの特徴は、利用者の 口コミ批評を、制限無く掲載しており、ホテルを決める大きな要素となっています。
他に、各ホテルの立地地図や、検索条件も充実しており、世界一のホテル検索・予約サイトとして、旅行者の間で支持されています。
◆自分の足と目で探す
滞在型の旅の場合、到着日を含めて3泊をある程度のホテルに決めておき、到着後自分の足と目で、後のホテルを探すやり方が王道です。
インターネットや、ガイドブックの情報と自分の物差しは違いますし、ロング・ミドルステイの場合、滞在ホテルの居心地で成否が決定されると云っても過言ではありませんので、先ずは実物をじっくりと見る事です。
どんな高級ホテルでも、日本人中高年夫婦が、数日・数週間の部屋探しに来たと云えば、喜んでお部屋を見せてくれます。
この時のフロントの応対ぶりもチェックの対象です。見た後、コーヒーか冷たい飲み物が出ればOKです。
注意@ ホテルが忙しい午前のチェックアウト時に行かない事
A ある程度の服装マナーで出かける事
B 質問・交渉に必要な最低限の英語力がある事
ホテルの種類
◆HOTEL 一般的にホテルのランクは、★の数でグレードを評価していますが、この★の数もいい加減です。特に三ツ星・二つ
星の境目なんて、ないも同然なのです。 私達の経験から云えば、五つ星のスタンダードより、三ツ星のスイートの方が良い
です。
◆B&B BedとBreakfastの略でヨーロッパに多いタイプの小さな規模の家族経営のホテルです。朝食はコンチネンタルの簡単なもので一般的にはコーヒーとパン、良くて玉子が付く程度です。
料金は普通ホテルよりは安いのですが、所によっては、かなり高いのもありますので、一概には言えません。やはり、長期滞在するのなら、下見が必要です。
参考サイト;
欧米のB&B検索サイト
◆コンドミニアム アメリカのリゾートに多いタイプで、1LDKのマンションの一室を数人で借りる形式です。四人以上の場合かなり割安になりますが、ご夫婦二組での利用は推奨しません。キッチンもトイレも
一つなのですから、想像できるでしょう。
参考サイト;
ハワイのコンド検索
◆サービスアパートメント アジアの都市に多い新しいタイプの宿泊先です。マンションの一室をホテルと同様のサービスで借りる事が出来ます。今までは長期滞在ビジネス向けだったのですが
近年の日本人中高年のロングステイ志向で、一週間単位のレンタルを開始しています。値段はロケーション・設備・サービス内容によりピンキリです。
参考サイト;
バンコクのサービスアパートメント検索
◆ゲストハウス・民宿 若者・貧乏旅行者・バックパッカー御用達であった、汚い・ドミトリー形式の安宿のイメージのあったゲストハウスは、最近変ってきています。私達のような中高年夫婦がのんびり、安く、長期に滞在出来るような家族経営のゲストハウスが今、アジアで増えてきています。
魅力は安さと、触れ合いです。ホテルと違いほとんどが家族経営ですから、自然に長期滞在でなくても、コミュニケーション・会話が成り立ち、生情報も得られます
が、但し、今までPAC旅行だけしかした事がなく、あるレベル以上のホテルしか泊まった事のない方は、清潔感などの抵抗は有り得ます。
参考サイト;
バリ島ウブトの民宿情報
◆レンタルハウス TV番組で、ロングステイものが取り上げられる事が多くなってきており、決まって、プール付きの豪邸が
月にこんなに安く借りれます、とやっていますが、本当でもあり、ウソでもあります。
一般的に何処の国でもそうですが、一軒家を月単位・週単位で貸すオーナーなぞいる筈が有りません。殆どは最低一年、或いは3〜5年の長期契約、全額前払いした
金額の月割計算なのです。そして、注意していただきたいのが、解約条項でほとんどが、中途解約返金なしです。家をレンタルする場合は、本当に信頼できる不動産屋を通して、公証翻訳人を通すぐらいの配慮が必要です。
参考サイト;
バリ島サヌールのレンタルハウス情報
ホテルの値段
◆外部からは解らないホテルの値段と仕組み ガイドブックに掲載されているホテルの値段は、ホテル側の公式の値段で
「定価・希望価格」と考えて下さい。あくまでもホテル側が一方的に欲しいと云っている値段です。
実際のホテルの値段は、供給と需要のバランス、大手旅行会社・ホテル手配仲介会社との力関係で決まります。日本の旅館と同じで、個人だと交通費も出ないのに、ツァーだとあんなに安い料金で旅館まで付いているのと同じです。
直接の個人客ならホテル側が旅行会社に支払うコミッション分だけでも安くなるのでは、と考え勝ちですが、違います。
団体客が多く利用する大型ホテルの場合、自分でフロントに行くより、同じ市内の 大手旅行代理店を通して予約した方が、確実に安く泊まれます。
◆通された部屋に泊まるな 予約してチェックインするとボーイが荷物を持って、お部屋に案内してくれます。日本人の場合
ほとんどの方が多少の不満があっても、そのお部屋に入るでしょうが、私達は違います。荷物をフロントにおいたまま、先ずお部屋を見せてもらいます。気に入らなければ、同じ料金体系に合った別のお部屋を幾つも、見せてもらってから決めています。
残念ながら、日本人は海外のホテルで舐められています。
英語をしゃべらない、従順な国民で、多少問題のある部屋でも、おとなしく泊まる と、信じられています。
部屋が気に入らないから代えてくれ、と云うとフロントはほぼ100%、本日は満室と 答えるでしょうが、ウソです。お部屋はあります。ここで怒ってはいけません。
ポライト・イングリッシュで、「この国にくる事を楽しみにして、お金を貯めて来た」とか、「このホテルに連泊するのに、あの部屋では、この国の印象が全体的に
悪くなってしまう」とか、一番効くのが、設備面、特にセキュリティ面に不備があれば、代えてくれます。
それでも、ダメなら、今度は怒って下さい。ロビー全体に聞こえるぐらいの大きな声で、「今すぐ予約をキャンセルする」と云って下さい。
何処のホテルでもそうなのですが、長期滞在し、権利を主張する事に慣れている欧米人客には良いお部屋を。短期客の日本人には、問題の多い部屋を提供するのは、常識の世界なのです。
ホテル用語
◆ROH インターネットで予約サイトを見ていますと、必ずこの言葉が出てきます。Run
Of Houseの略で、部屋のカテゴリーが決まってなく、宿泊当日空いている部屋を提供、と云う意味です。
◆オーシャンビュー お部屋から乗り出して、海の一部分でも見えれば、オーシャンビューと云えます。お部屋の正面に海が
見えるのは、「オーシャンフロント」です。
◆Additional Charge 追加料金の事です
これが発生するのは、
アーリーチェックイン(ホテルの決めた時間より早く入るケース・ハワイの場合に多い)
・
レイトチェックアウト(ホテルの決めた時間より、遅くホテルを出るケース、夜帰国便が多いアジアのケース)
常識として知ってかないと、余分な出費になります。
◆朝食コンチネンタルとアメリカンの違い
ブッフェスタイル(バイキングは和製英語、通じません)がアメリカンブレックファーストと思っている方が多いのですが、違います。一般的なコンチネンタルブレックファーストは、ハム、チーズ、パン、フルーツ、ヨーグルト、ジュース、コーヒー、紅茶の組み合わせの火を使わない簡単な朝食で、アメリカンはコンチネンタルに卵料理や肉料理など火を通した温かい料理が加わったものを云います。
◆Complimentary 無料サービスの事です。
ホテルの冷蔵庫などに入っている
水・ドリンキング・ウォター(ミネラルウォーターとは云いません。)に良く書かれています。これらはホテル側のサービスで無料ですが、Complimentaryと書かれていないものは、当然有料です。
◆ジョイナーフィー(Joiner Fee)
ホテルの自分の部屋に訪問客を招き入れる際にかかる追加料金のことです。
ジョイナーフィーは東南アジアの一部の国(特にタイ)で慣習化されているもので、通常はホテルの自分の部屋に訪問客を入れることは認められていませんが、ジョイナーフィーを支払うことで「目をつぶってもらう」という性質のものです。
参考サイト:もっとお勉強した方は
ホテル用語辞典をどうぞ
今回の記事で、航空券が取れて、ホテルが決まった訳です。
次回は、いよいよ、リーズナブルにあげる重要なポイント現地旅行代理店を探す方法を特集します。