ロング・ミドルステイの旅の予算づくり
現役時代、まとめて休暇が取れる次期は、お正月休み・ゴールデンウィーク・お盆休みと決まっていました。 何時でも好きな時に、好きな場所に、それも安く行けるリタイヤ世代を羨ましく、思っていました。
現役時代から、個人旅行が主でしたが、時と場所により団体パックも利用しており、リタイヤ後もあまり一般的 でない世界遺産の国へ行く場合は、団体パックも視野に入れていたのですが、現実的な問題に直面しました。
・日本の三大休暇時期以外は、団体パック催行人員に満たないケースが続出。
・収入のある時は、気にならなかったツァー料金が、リタイヤすると高く感じる。
そうなりますと、否応なしに全ての旅の予算・スケジュール造りを自分でしなくてはなりません。 幸いにも、近年の急速なインターネット環境の発達で、以前に比べて個人でも容易に旅の情報を
入手出来るようになり、自宅のパソコンから、航空券・ホテルは勿論の事、空港からのタクシー・ 現地でのエクスカーション(一日日帰り小旅行)まで手配出来るようになりました。
さあ、今日から旅行会社のトラベルプロデューサー気分で旅の計画をしてみましょう。
旅の予算づくり
旅の費用は大きく分けて、
■航空券
■ホテル
■現地観光・移動交通費
■現地食事代
■国内・空港間の交通費(意外と馬鹿に出来ない金額です。)
■お小遣い・お土産代 で構成されます。
今回は、旅は座席の確保が最優先ですので航空券情報をお伝えします。
■航空券
格安航空券と云う言葉は、以前は何か胡散臭い、違法的なニュアンスがまとわり付いていましたが、 今では、全く当たり前のリーズナブルなチケットとして市民権を得ており、インターネットは勿論
の事、大手旅行代理店の店頭でも買う事は出来ます。が、 利用するには、ある程度の最低限の航空券の知識が必要になります。
★ FIXとOPENの違い
FIXとは、予め行きと帰りのフライトが固定されており、自己都合による変更は出来ません。期間も
最低3日から、長いもので90日程度が一般的です。
この期間の数字ですが、例えばFIX21dayと云った場合、帰国日が21日目と云う事ではなく、21日以内の日と云う意味です。
現地での滞在が飽きたからとか、病気になったの で早く帰りたいとか、云っても変更は出来ません。どうしても帰らなくてはならない時は、別途チケット
を買う必要があります。
OPENは、購入時に出発便の予約は必要なものの、帰りのフライトは必要有りません。現地で好きな時
に帰りの予約を入れれば良いのですが、当然空席がないと乗れません。
価格は当然ながら制約の多い、
FIXのほうが断然安く、期間が長いほど高くなります。
OPEN
の場合、1年間有効ものが一番高く、最安のFIXチケットの3倍する事もあります。
★ ストップオーバー
簡単に言うと途中下車可能なチケットです。
成田からベトナムのホーチミン乗換えで、カンボジアのアンコールワットへ行く場合、せっかく行くのだから、 ホーチミン観光もしたい、と云った場合、普通のチケットですと、空港の外にも出られませんが、
ストップオーバーチケットなら出来ます。チケットの種類によってストップオーバーの回数が異なりますので
購入の際、御確認下さい。※勿論ですが、同一航空会社利用時のみです。
★ オープンジョー
普通、出発地と帰国搭乗時の空港は固定です。アンコールワットに観光で行って、自力でバンコクへ渡り、バンコクから
成田行きに乗る事は同一チケットでは出来ません・・・が、同一航空会社の
オープンジョー設定のチケットでしたら
可能です。値段は多少FIXより高くなります。
★ 直行便と乗継便
インドネシアのバリ島へ行くチケットを検索していくと、色々な航空会社・価格が現われてきます。 出発時期・季節以外の大きな違いは、直行便か乗継便かの違いです。JAL・ガルーダ等は成田からジャカルタ経由で
バリ島のデンパサールに飛んでいます、ジャカルタに寄るとと言っても機材は一緒でこれは、
経由便です。一方
コンチネンタル航空はグアムで、シンガポール航空は シンガポールで、中華航空は台北で一度降りて、同一航空会社の
違う便名のフライトに乗り継いでいきます。これが
乗継便です。
同一航空会社を乗り継ぐ場合、乗り継ぐフライトの
ボーデングパス(搭乗券)は搭乗地の空港、つまり
関東の場合は成田のカウンターで発券してくれます。
バギジ(荷物)も、同様に乗継地でピックアップする必要もありませんし、万が一成田からの便が、
デレー(遅れ)ても、同一航空会社なので、責任もって次のフライトを手配してくれます。
当然ながら、乗継便のほうが時間はかかりますが、安いのと、途中乗換えしますので狭い機内から開放され、足を伸ばし、
空港でお買物したり、何よりも煙草が吸えるので私は全然苦になりません。
★ 燃料加算特別料金
旅行者にとって全く嫌な世の中になってきました。
近年の急激な原油高により、航空会社の経営が成り立たず、特別に
燃料加算特別料金の追加が
認められる事になりました。通常インターネットに掲載されているチケット料金や、団体PAC旅行代金には、これらの加算
料金は含まれておりません。
困った事に、同じ路線でも航空会社によって加算料金が違う事です。アメリカ系・日系・欧系の順で高く、西南アジア系が
一番安くなっています。他に出発地&帰国搭乗地の
空港使用料・航空保険料が加算されますので、日本からアメリカですと、
凡そ+28,000円、ヨーロッパで+30,000円、東南アジアで+25,000円ぐらい、ベーシックな料金に追加されますので、御注意下さい。
★ シーズナリティ
日本発券の航空券の値段は、日本の需要と供給のバランスによって変動します。
誰もが旅行にでる、年末年始・GW・お盆休みは当然高く、出にくい時期は安くなります。年間を通して 安い時期は、1月二週目から二月末・4月上旬・6月から7月上旬・11月から12月上旬です。たった1日・1週違った
だけで値段が倍以上違う事は良くあります。
★ 何処で買うか
初めての個人旅行の場合、大手旅行代理店の店頭で買う事をお勧めします。
現在、旅行代理店は個人のお客さんを大事にする方針を打ち出しており、窓口で懇切丁寧に説明してくれます。 値段もそれ相応に極端に高い値段は出てきませんので、初めての方は色々疑問点・不安などを質問して下さい。
ある程度、個人自由旅行に慣れ、航空券の仕組み・最低限の英語力が身に付いた方は、インターネットをお勧め します。Web上には、店舗を持たない航空券専門店が沢山あります、これらの専門店は店舗・人件費の面で大手より
経費が抑えられますので、幾らか安く手に入ります、と云ってもその差は、数百円から3000円程度の差です。
私達のように旅行経費を十円単位で計算する身には、千円の差、二人分で二千円は大きいです。成田空港までの、
片道料金に相当するのですから。
参考までに、
日本の主なWeb上の航空券サイト を御紹介します。
★ 今回のバンコク滞在のチケット詳細
5月30日より、12日間タイ・バンコク一箇所滞在でグータラに過ごしておりました。
今回の私達夫婦の買ったチケットの内容を公開します。
| ・航空会社 |
中華航空・台北乗継便 |
| ・期 間 |
FIXチケット14day |
| ・チケット本体料金 |
36,000 (※もちろん往復の値段) |
| ・燃料加算金 |
12,800 |
| ・成田空港税 |
2,040 |
| ・バンコク空港税 |
2,800 |
| 合計金額 |
53,640 |
| 購入先Webサイト |
トラベル子チャン (※上記リンク参照) |
次回は、ホテル予約・選択・知っておきたい知識などをお届けする予定です。