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特派員便り 秩父 バックナンバー
〜 漬物を漬けて正月の準備 〜

今年は暖かいこともあり、16日に野沢菜を収穫、今日17日は朝から一日かけて洗って干して漬けました。今年はたいへん良い出来具合で、75kg漬けましたがまだ20kgほど残ってます。

寒くならないと美味くならないので、寒波到来と聞いて、早く寒くなって欲しいものだと思っています。
 今年は量が多いので、100Lの樽を新たに買い、20kgの重石を2つ新規購入、それでも大根、野沢菜を漬けたら足りなくなり、写真の漬物樽が 並んでいる中にあるように、100Lの野沢菜樽の上には40Lの樽をおいてその中に水を入れました。

写真に、大きな蕪があるのが写っていますが、ちょっと一本だけ離れて育ったのであまりにりっぱになり過ぎて大きな薄紫の蕪が出来ているので、来年の菜の花を見ようとそのまま畑に残すこととしました。他にも何本か残してあるので、来年の春の花を食べたり、見たりしようかと思っています。

信州では野沢菜を収穫して漬け込むのを「お菜洗い(おなあらい)」というそうです。
我が家もお菜洗いを終えて次は正月の準備です。そして今年もおしまい、あ〜あ、なんと時の早いことか。

記事:しゅうへい庵

〜 冬桜 〜

晩秋の紅葉が終わる頃に桜見物とは何ともはや、である。

鬼石の桜山の山頂のに碑文があり、なんと明治末の頃の村長さんが住民の集いと楽しみを目的にして春の桜と秋の紅葉(もみじ)を山に植えようと声を上げて総出で植えたそうな。

今でこそ車で簡単に登れるものの鬼石の町からは一日がかりだと思われるのに、皆んなで春の花見と秋の紅葉狩りを目指して植林したとのこと。

その桜の中にたまたま秋にも咲くのがあって、こりゃ面白いということでどんどん秋に咲く桜を増やして今のように6000本だかになったとか。

村長さんの慧眼と住民を思う気持ちのなんと素晴らしいことか。
人の所業は100年後の評価にあるということの実例である。
翻ってわが身、現今の政治家やいかに・・・。

山の上には、りんご園あり、麓にはみかん園あり。全く楽しみな山である。群馬でみかんとは驚くが、南向きの斜面で、みずみずしい美味しいみかんであった。



春先の新緑もさぞやきれいと思いつつ、秋の桜のトンネルをくぐり、寒い体にあったかい煮込みうどん
が絶妙でした。

 

記事:しゅうへい庵

〜 秩父夜祭便り 〜

今年は例年になく暖かく紅葉も今頃になって
ようやく見頃である。しかし、さすがに良くしたもので、
夜祭の2日ほど前から急激に冷え込み夜祭にふさわしい
寒さとなってひと安心。

今年は、土日に当たったこともあり、昼間も相当な人出であった。本番の日曜日は昼間から物凄い人出で夜はどうなるやと思いきや、夜には想像していたよりも混雑の度合いはさほどでもなかった。

寒さもさほどでもなく、完全武装していったので、熱燗を片手にしつつ、結構なお祭りであった。それでも深夜にはしんしんと冷えてきた。翌日の4日の朝は大霜で、外の水道は凍ってしまった。マイナス3、4度にはなったかもしれない。

今年は景気回復の影響か、花火が例年に比べて30分延長され、地元民も口々に「今年の花火は凄いらしいで」と言うのでさぞやと期待していたが、予想にたがわず素晴らしい豪華絢爛な
花火に酔いしれた。写真で伝えられないのが残念。花火を撮影するのは難しい。

秩父夜祭も毎年土日にしたらどうかと、市は銭儲けに動いているらしいが、わたしゃやっぱり神様のことだから今のままがいいんじゃなかろうかと思いますが、所詮、神様も祭りも人に合わせて変わっていくものなのかもしれません。

夜祭も昔は男の祭りだったが、今や太鼓たたきも山車の綱引き手も女(ギャル)の時代となり、既に変遷してきてしまって、良いのか悪いのか、神様もどう思し召していらっしゃるやら。
そもそも祭りの神様の武甲山自体がセメント用石灰採掘で変形しちゃってるし・・・。


夜祭が終わると今年も終わりかと実感する。我が家では夜祭の後には漬物の繁忙期で、2日には、大根45kgを塩漬けにし、しばらくしたら麹漬けとべったら漬けにする予定。
青首は庭先に干してあるので、これはたくあんに、畑には野沢菜があるので、来週以降に漬け込まねば。
何はともあれ、我が家にとってはいろんな意味で良い一年であったし、良いお祭りとなって大変結構でした。

記事:しゅうへい庵

〜 今年の龍勢祭は大成功! 〜

今年は、前日までの大雨でどうなることやらと思いました。
当日は、晴天ではあるもののかつてない強風の中で開催されましたが、成功率はこれまたかつてないほどのものでした。
いつもは河原が駐車場になるところ、増水のため路上駐車も目立ちましたが我々は中学校に無事駐車、無料なのもいいですね。

駐車場から田舎の畑の間を歩いて会場までは10分ほど。わくわくしながら青空のもと、花の咲く田舎道を歩くのもまた一興。

10時に椋神社に着いたときには見物の人波でごった返しておりました。午前に既に8万人の人出とか。

桟敷席ではガスコンロを持ち込んで焼き鳥や煮込みなどの料理で朝から宴会状態。こちらは、ワンカップを飲みつつ、いつもの真正面の路上に陣取り見物。
今年は長女次女とも彼氏と我が家で前泊で、家人も入れて総勢6名で久方に賑やかな見物となった。

遠来のお客さんを歓迎するが如く、今年は成功率が非常に高かった。おまけに強風の中、はるか上空で炸裂した龍勢の落下傘が見物している方向にふわふわと流されつつ、いろいろな色の煙で青空を染めて、見物人は一様に首をひん曲げて見上げつつ手を叩いて成功を祝した。

「東西東西」で始まり「椋神社の御前にご奉納〜」で口上が終わると点火されるはずのところ、口上だけ終わって「強風のため点火を見合わせております」
といったアナウンスもあり、一同「なんでえ」みたいな雰囲気でだらけていると、突然点火されてカメラを構える暇もなく大成功、などという場面もしばしば。

おおよそ15分に1回の打ち上げというのも何とも良い間(マ)である。じゃんじゃん打ち上げればいいというものではない。酒を飲みつつ、弁当やらを食いつつ青空の元で朝から楽しめる祭などというものはそれだけでも貴重であろう。

成功するか分からないから全く楽しいお祭りであるし、何と言っても点火してから発射するまでの高まる期待に応えて青空に一直線で駆け上り、はるか上空で見事炸裂して花を咲かせ、その後は落下傘とともにゆらゆら落ちてくるなどという、本当に見た人でなければ分かり得ない面白みのあるお祭りである。
お祭りの起源は、なんと和銅3年(710年)というから驚きだ。

というようなことで、今年の龍勢祭は大成功!!!

記事:しゅうへい庵

里山体験ツアー 〜柿のまち 秩父市皆野町で遊びませんか〜

皆野町は荒川上流の静かな山里にあり、古くから、柿の栽培が盛んで、吊るし柿や柿酢などの特産品作りも行われています。
今回の、里山体験ツアーでは柿とり、吊るし柿づくり作業を体験し、味噌づくり、とっちゃなげ、おやきなどの郷土料理を味わっていただきます。
自然の中での動植物との出会いや、農業体験、きっと楽しい秋の一日を過ごすことができます。
秩父音頭と賑やかな太鼓が、皆様をお迎えいたします。
(オプションで、日帰り温泉入浴も可能です。)

  • 日時:11月11日(土)10:30〜17:00
  • 集合場所:秩父鉄道皆野駅、または皆野町役場に午前10時集合
  • 募集人数:先着20人
  • 参加費用:3000円(体験と食事代)
  • 共催:皆野町商工会、NPO荒川皆SUN コミュニティ、日野沢柿生生産組合
  • 申し込み:皆野商工会 電話0494-62-1311
尚、皆野町では耕作放棄された柿畑の管理を手伝っていただける「柿のWA事業協力者しぶがき隊」を募集しています。詳しくは後日お知らせいたします。

記事:リンゴのほっぺ

〜 秩父札所巡り 〜

秩父34ケ所の観音霊場は、西国33ケ所、阪東33ケ所と共に、昔から人々の信仰のよりどころとなっていました。昔は木札を参拝の印として、柱に打ち付けたことから札所と呼ばれるようになりました。
今も、春と秋には白い装束を身に着けた巡礼の姿を見ることができます。昔、養蚕業で栄えた秩父市内には、古い商家の建物が数多く残っており、この町中を過ぎると、畑や田んぼの広がる懐かしい農村風景が広がります。

秩父巡礼は、1番四萬部寺から34番水潜寺までをぐるりと回ると、約100kmほどあり、とても1日では回りきれません。
今回は5ケ所だけの、駅から比較的近い場所を回ってみました。

●「15番 少林寺」  秩父市番場町7-9
秩父駅から歩いて5分、駅から一番近い場所にあります。本堂は比較的新しく明治の末に建てられたもので、洋風な感じさえする建物です。

●「13番 慈眼寺」埼玉県秩父市東町26-7   
目の病に聞くといわれており、境内に目薬の木があります。絵馬には眼病祈願の札がたくさん掛けられており、今もなお、人々の暮らしとしっかり結びついた信仰の場であることを実感します。 
通称、飴薬師といわれ7月8日にお祭りがあり飴を売る屋台が並びます。お花畑駅から徒歩2分、市街地の中にあります。

●「11番 常楽寺 」  秩父市熊木43−28

秩父市外を見下ろす高台にあり、武甲山が近くに見えます。山の斜面には女郎花やコスモスの花が秋風に揺れています。ここは、交通量の多い道筋にあり、気をつけてお歩き下さい。

●「4番 金昌寺 」   秩父市大字山田1803−2  

仁王門に大わらじが掛けられています。お堂に登る山肌には隙間なく石仏が並び、その数1300体を越すといわれています。お堂には有名な子育て観音が、赤ん坊に乳房を含ませており、子供を見詰める眼差しは慈愛に満ちています。

●「1番 四萬部寺」秩父市大字栃谷418  

元禄時代の建造物で、札所中唯一の県指定文化財になっており、一番札所にふさわしいどっしりとした建物です。市内からは結構遠いのですが、田舎の田んぼ道をのんびり歩いてみるのもいいものです。

●「3番 常泉寺」秩父市大字山田1392    

春は桜、初夏はアジサイの花に包まれる、花に包まれた静かなお寺です。庭には万病に効くと伝えられる長命水と呼ばれる泉水があり、池の中には、ひっそりと白い蓮の花が咲いていました。

記事:しゅうへい庵

半世紀ぶりの新品種植物発見!

半世紀ぶりに新品種植物を皆野町在住の方が見つけました。
「ホソバアブラツツジ」と名付けらましたが、自生地が大規模開発で無くなってしまいました。でも皆野町周辺は野生ツツジの多い地域なので、他にも自生地がある可能性が大きいそうです。発見すれば、世紀の大発見者です。“山歩きをしながら発見”何て・・・あるかもしれません。



花は今開花中です、鉢植えにしたホソバアブラツツジを展示してます。5月いっぱいは花が見られます。

場所:秩父鉄道-皆野駅前、うなぎの「吉見屋」にあります。

記事:リンゴのほっぺ

[ひげG 第2号] 〜秋深まる奥秩父から2つのイベント情報〜
そばの花便り
  〜奥秩父のそばの里 荒川から〜

秩父市荒川は、「荒川在来」という地元のそばを、古くから育ててきた埼玉一のそばの里です。
関東地方では珍しく、春そばと夏そばの二期作が行われ、9月下旬から一斉に秋そばが、白い花を咲かせ始めます。(花の見頃は10月初めまで)

見所スポット

  1. 秩父鉄道、武州中川駅と浦山口駅の間、秩父営林署中川苗畑跡地です。国道140号線を200m入った場所です。夏の間はひまわり畑としてにぎわいました。
  2. 秩父鉄道、武州中川駅の南側。国道140号線を200m入った所。
    蕎麦畑の真ん中に、物見やぐらが組まれ、その上から秩父連山に囲まれた、真っ白な蕎麦畑を眺めることができます。

蕎麦を食べる会

  1. 営林署跡地の蕎麦畑では、10月1日(日)に、「そばの花見まつり」が開かれます。
    この季節は、残念ながら新そばには早いのですが、蕎麦の花に囲まれて味わう蕎麦の味は格別です。(時間:10:00〜15:00)
    主催は秩父市荒川総合支所、電話:0494(54)2114
  2. いよいよ、待望の新そばを味わうことができます。
    11月19日(日)には、「第13回荒川新そばまつり」が開かれます。(10:00〜15:00)場所は秩父荒川総合運動公園、主催はそばまつり実行委員会。
    問い合せは電話:0494−54−1059


奥秩父de“喰ッとくれ“
      〜スタンプラリー実施のお知らせ〜


実施期間:平成18年9月1日〜平成18年11月30日
期間中“喰ッとくれ”協賛店にてお買い物や、食事をしていただきますとカードにスタンプがひとつ押されます。スタンプが3つ集まったら応募箱へ。
抽選で1等には1万円の商品券が当たる(1名)など、楽しみなイベントです。
詳しくは、荒川商工会 電話0494-54-1059にお問合せ下さい。

記事:ひげG

〜 春の秩父だより 〜

今年の秩父路は昨年末からの寒波の影響で花の便りは1週間ほど遅かった。
それでも4月8日(土)には会社の知り合いが来訪、我が家で蕎麦、家の周りの野草の天麩羅をつまみに、酒を昼からやって、夕方になって新木鉱泉(これは別途温泉めぐりでご紹介)に行って、その足で、荒川の夜の枝垂桜を見物、ご満悦いただいてご帰宅となった。

翌4月9日には長瀞に家内と次女で出かけたら、県立博物館で弦楽四重奏の生演奏をやっていて「ビバルディの四季」「春」「青い山脈」など知ってる曲ばかりでしかも無料で全く幸福な気持ちになった。こんなラッキーもあるもんだ。

ジャガイモの種は今年も男爵とキタアカリを10KGずつ、3月26日に植えた。
4月20日頃になって土を割って新芽が元気に顔を出してきた。これでひと安心。

芽を出すまではどうなることかと心配で、その後は遅霜にやられないかとまた心配の種は尽きず。さらには、今年は雨が多いのやら少ないのやら、去年は3割方収穫が少なかったので今年は平常であって欲しいと願うもののどうなることやら。人知の及ばざるところにてひたすら天にお任せ。

桜が終わると今年も芝桜の季節となった。今年はまた耕作地を広げたらしいと聞いて、4月30日に観光客に成りすまして見物に出かけた。
(4月30日撮影)

なるほど、だいぶ広くなった感じがする。見事といえば見事とも言える。武甲山が傷だらけでなんともはや情けない姿である。それでも人出が増えて少しは地元経済の役にはたっているのであろうか(駐車場やらお土産ものやら)。芝桜の模様は秩父夜祭用の衣装(和服)の模様をイメージしていると聞いたが真偽のほどは?

5月6日には、三峰神社に行ってみようということになって家族で出かけた。
若い頃にはドライブコースで良く出かけたものだが、えらく久しぶり。
標高1000メートルの神社付近はまだ柔らかな木の芽がまさに芽吹いたばかりの状態で下界の本格的な新緑とは一味違う景色。登っていくにしたがって色が変わるのも絶妙。神社の駐車場には車も30〜40台ほどだろうか。お年寄りも多いようで静かでよろしい。樹齢数百年の檜の木立に囲まれた神社は数年前から昨年6月まで7億円もかけて改修、色塗りも新たになっていたが、色が新しいというのは違和感もあり。

紫躑躅は満開、石楠花も咲いていた。本格的な躑躅はまだ蕾でもうしばらく先。
(5月6日撮影)

参拝を終えて中津芋(じゃがいもの小さいやつ)の田楽とこんにゃく田楽を食べて帰途に着いた。車も少なく快適なドライブであった。帰路には、秩父鉄道の三峰口駅前の有名な(地元だけ?)草もちを買って帰る。ホントは、大滝の「やへいまんじゅう」が食べたかったのだけれど今日は休みだった。

(5月4日撮影:黒谷駅)

この連休は、まずは家の周りの大きな樫の木の剪定で疲れ、翌日は知り合いとハイキング、その後は、トマトやナスの植え付け、夏野菜の種まきと連日大汗をかいて夜は一杯飲んだらバタンキュー。それでも体重と体脂肪は減ったみたいで体には良いのかもしれない。

今の畑には菜の花とアスパラぐらいしかない。アスパラは十年近く経っており、2度ほど植え替えをしたが、いまだに毎年元気に芽を出してくれる。茹でてそのままでも甘くて美味。生のままを天麩羅にしてもまた良し。
(5月3日撮影)

柿の新芽の天麩羅も食べ頃で今しか食べられない。
蕎麦には何と言っても天麩羅と冷酒である。

鶯に 汗をぬぐいし 畑かな(畑で聞く鶯は一服の清涼剤)
春の山 登り下りに 草を摘み(春の山には食べ物がいっぱい)

記事:しゅうへい庵

[ひげG 第1号] 〜そばの里のそば屋さん〜
関越自動車道/花園I,Cから国道140号を甲府方面へ。または、国道299号を入間市方面から志賀坂方面へ向かい秩父市『上野町』の交差点を左折し約3キロ。旧荒川村に入り、約1キロ甲府方面に進んだ左側に【樹の店】がある。

温かい「たぬきそば」と「たぬきうどん」、冷たい「もりそば」と「もりうどん」、それに「焼きそば」だけのシンプルなメニュー。

「たぬきうどん」の並みが400円、大森(大盛り)500円、蒲田(二人前)600円。
「もりそば」の並みは500円、大森(大盛り)600円、蒲田(二人前)700円。
「焼きそば」は、並み300円、大森(大盛り)400円の2種類のみ。

が、これは一見客の値段であり、2回目からは100円引きとなる。
また、この頁をプリントして持参すれば、100円引きのサービスが受けられる。
営業時間は、朝9時から夕方5時まで。不定休なのでお出掛けの際は要確認。

【樹の店】電話番号:0494-54-1028

国道140号。左手に浦山ダムが見えたら、もうすぐそこ。
平家の小さなお店です。
『木工品製造直売』の看板が目印です。

もりそばの『蒲田』です。
このボリューム、解りますか?そば猪口も小鉢になってます。
手打そばでこの値段!しかも旨い!

木工品を眺めながら・・・、木のぬくもりに包まれ、落ち着いたひとときを過ごすことが出来ます。

記事:ひげG

〜 やっぱり秩父に生まれてよかった 〜

以前購入した秩父の猪又窯の作品に、長野で買った蔓梅もどきを挿して玄関に飾っている。

家内いわく、来る人が皆このバランスの良さに感心している、とか。
何事も器と内容の均衡が大切であることを再認識。

「菜の花畑に入日薄れ 見渡す山の端霞深し♪」
という童謡に出てくる菜の花は野沢菜の花であることを野沢温泉で知った。
高野辰吉という作詞家の別荘が野沢にあったらしく、野沢温泉には「朧月夜の館」という
記念館まである。今年の野沢菜も最初に蒔いたのは大きく育った。



肥料もいい加減なこと、天候も長野と違うことから、「野沢菜・しゅうへい庵風」となって
いるのだろうか。我が家の野沢菜は立派な蕪が付いてしまうが、長野では蕪を大きくしないような施肥管理が行われていると聞く。
これから恒例の漬け物仕込みシーズン到来で年末までは忙しい日が続く。

白菜は、今年は今流行の芯が黄色いのと、昔からある芯が白いのと2種類作ってみた。


白菜を定植した頃は日照りで毎日家内が水遣りをし、その後は蝶々がいっぱい寄ってきて
虫に食われたりと多難な日を過ごしたものの、何とか食べられそうな巻き具合にはなった。
芯の柔らかいところはサラダでも美味しい甘さがある。

今年の秩父夜祭は土曜日だったこともあっておおいに賑わった。


花火師の競技会もおこなわれ、様々な尺玉の色や形を「すげ〜え!」の連発で見上げつつワンカップの地酒の熱燗を片手に、娘の友人たちと深夜まで祭り気分を堪能。


やっぱり、秩父に生まれてよかった。

夜祭が終わると、畑の整理と漬物の仕込みであとは正月を待つだけ。
今年ももう、おしまいかと実感。

記事:しゅうへい庵

〜 しゅうへい庵の栗飯 〜

今年は天候のせいで10日ほど栗の生育が遅れている。
例年はお彼岸頃で収穫も終わりなので、今年は10月2日の今日まで収穫できている。もうすぐ収穫も終わりなので家人が栗飯を作った。今年は大粒である。普通はくちなしの実で黄色く色付けを行うが我が家ではそんなことはしないので多少発色は悪いが味は絶品。



栗が終わると本格的な秋到来で、野良仕事も白菜、大根、野沢菜などの秋野菜の手入れが必要な時期となる。今年の秋はこれからどんなことになるやら。
今日は30度を越したが明日からは一気に冷えるらしい。
秋野菜には寒暖の差こそ生育に不可欠なので天にお任せするしかない。

横瀬村の棚田は最近東京方面の人も一緒になって整備しているとのこと。この棚田の一角を秋桜の畑にしている。300万本との触れ込み。今日行ってみたらちょうど見頃であった。武甲山を見晴らす絶景の場所で秋の強い日差しの中で風に揺れる秋桜のか細き群生にこれまた座って酒でも飲んだらさぞや・・・と。

秩父の秋風景の写真撮影を頼まれたので昼食の蕎麦がてら荒川村の「あらかわ亭」に行く途中、国道からちょっと入ったところで見つけた櫓。とりあえず写真を撮影、あらかわ亭で大盛り蕎麦を注文しつつ「あの櫓は盆踊りの櫓?」と聞いたら「蕎麦の花を見る櫓」との返事。

なあるほど、秋の月夜にでも櫓に登って酒でも飲みつつ、月光に輝く蕎麦の花でも眺めるのはさぞや、と思い、思わず昼から生ビールを注文したが、やっぱり蕎麦には日本酒、それも秩父の酒であると気づいたがとりあえずしゃくし菜の油いためでビールを飲んで蕎麦と野菜天麩羅を食して満足。

荒川村の蕎麦畑は今が花盛り。
突然出現するあたり一面の白い花畑は何ともいい色である。見事な出来栄えであるがこれを収穫して粉にするまでにはたいへんな作業であるが、蕎麦を食する人はそんなことはお構いなしであっという間に喉元過ぎてしまうのであるが。

収穫は10月末から11月初め。今年の蕎麦はどうであろうか。
秋の天候はまあまあよろしいので旨い蕎麦の実が 実るといいが。

記事:しゅうへい庵

〜しぶがき隊大募集!(柿のWA事業協力者)〜

柿のわ事業はエクスピアリアンス(経験者)の力を借りて耕作放棄された柿畑の管理をして、収穫した柿の実で健康に良い「柿酢」を研究してみようと活動しています。



管理を請け負う「しぶがき隊」は猛暑の中、生い茂る草と格闘し手なずけてまいりました。
その甲斐あって、今年は大きな実が付いています。柿取が楽しみです。
今年は柿酢を使ってどんな料理ができるか「柿酢料理コンテスト」の開催を考えています。

支部がき隊の作業作業は、もう一度9月に草刈をすれば、柿取作業がやりやすくなると思います。そこで引き続き、しぶがき隊員を求めております。

次回の作業は
9月28日(水)午前8時30分より
皆野町商工会 集合
作業は草刈です(草刈機で)昼食と飲み物は用意してます。
作業は車で15分以内の柿畑です。


その後は10月19日・11月9日柿取を予定してます。
(これは柿の熟し加減を見て決定します。)

問い合わせは 皆野町商工会 担当:関口まで
〒369-1412
埼玉県秩父郡皆野町大字皆野1423
電話0494-62-1311 FAX0494-62-4444
ホームページ:http://www.saitama-j.or.jp/~minano/

記事:リンゴのほっぺ

〜しゅうへい庵訪問記 「元気埼玉」スタッフがお邪魔いたしました〜

「秩父の羊山公園の芝桜を見に来ませんか」のお誘いにのって秩父まで出かけて来ました。

芝桜の丘はピンク・白・紫の色とりどりの芝桜が植えられ花のパッチワークです。
それにしてもすごい人。朝早く芝桜に朝日がさす時間帯が最高だそうです。



帰りにしゅうへい庵に寄って手打ち蕎麦を頂くことになりました。
「天ぷら蕎麦にしましょうか。食材はその辺を一回りしてきて集めて来て下さいね。」
と言われて早速裏の畑へ。にょきにょきとアスパラガスが伸びていました。
たくましく育っているのですがポキッと折ってみるとやわらかい事!
さらにその辺りを一周。タラの芽(始めてタラの木を見ました)・柿の若葉(エッ!柿の葉も食べられるの?)を収穫。

お昼はしゅうへい庵亭主自ら打ってくださった蕎麦に、自然の香り一杯の天ぷら。

アスパラガスは甘いし、タラの芽は少しほろ苦さが春の味。柿の葉はパリッとしてお煎餅のようです。新発見!

「しゅうへい庵さん、ごちそうさまでした」秩父の春万歳の贅沢な一日でした。


〜しぶがき隊募集(柿のWA事業協力者)〜

秩父で大切にされてきた柿が、今忘れ去られてしまってます。農業後継者のいない耕地は荒れ果てております。そんな柿ノ木の管理と手入れをして、収穫した柿で健康食品である柿酢を研究し、その柿酢を使った特産品を開発し、地域の飲食店・みやげ物店・お菓子屋さん・旅館などを元気にしようと活動しています。活動を通じて楽しいコミュニティーづくりを目指しております。
この意味で柿を媒体にした地域の輪づくりなのです。
名付けて「柿のWA(わ)事業」では、しぶがき隊員を募集しております。

作業太陽の下、ワイわいガヤがや言いながら柿畑の草刈・防除・施肥・剪定作業を年間で10回位行います。1年過ぎると柿のすべてが解り、納得なっとくです。
いつもと違った頑張りができる、場所と仲間を見つけに参加して下さい。
ただ今隊員は男女合わせて15名です。

これからの予定
草刈・防除:7月27日・8月24日・9月28日
柿取:10月19日・11月9日
剪定:1月18日・2月8日
お礼:ボランティア活動ですが、お礼に当地の飲食店の食事券を差し上げます。
問い合わせ:皆野町商工会 秩父郡皆野町大字皆野1423
電話:0494-62-1311 FAX:0494-62-4444
E-Mail:minano@syokoukai.jp
ホームページ:http://www.saitama-j.or.jp/~minano/

記事:リンゴのほっぺ

〜10年に1度の見事な桜 秩父夜桜レポート〜
今年の秩父路の桜はちょっとおかしい。
というのも、いつもは清雲寺の枝垂桜は普通の染井吉野よりも一週間ぐらい早く咲くはずのところ、今年は全く同じ時期に見頃を迎えているからだ。

清雲寺はすっかり有名になってしまっているが、何年か前から夜にライトアップされるようになったので、何と言っても夜桜が際立って美しいし、威容を誇る年輪と荘厳さがある。



推定樹齢600年という年齢を感じさせる幹や枝振りは見る者に感動を与えずにはおかない。





ライトアップされるようになってから、夜も人出がかなりあるようだ。 夜の秩父路はまだ肌寒いので、夜桜を見ながら熱燗をやるのも良し。
見終わってから、ホルモン屋に繰り出してお清めをするのもまた一興。

〜3月の秩父はまだ冬です〜

昨日3月14日は朝の気温が−5℃だった。でも、秩父ミューズパークの梅がそろそろ咲き始めたというニュースに出かけてみた。



まだ蕾は固く3分咲きといったところだがお年寄りと介護の人たちのグループがもう梅見に来ていた。
淡い梅の香りの下、膝に毛布を掛けて芝生に座りとても楽しそうに話が弾んでいる。


武甲山はまだ雪化粧。この雪が消える頃、畑仕事が始まる。
今年は何を植えてみようか今から楽しみなこの頃だ。

秩父の春は花盛りで梅から始まり、座禅草、節分草、片栗などの可憐な花が野に咲きいよいよ4月に入ると青雲寺の枝垂れ桜、三葉躑躅(ミツバツツジ)、荒川村の水芭蕉、そして羊山公園の芝桜と続く。

札所めぐりのお遍路さんの白装束の人たちや、ハイキング客、観光客と秩父の町は賑やかになる。
日帰り温泉でゆっくりするもよし、うまい蕎麦と地酒で一杯やるもよし、花めぐりをするもよし、そろそろあちこちで祭りが始まる。


PS このところ荒川村や大滝村の山並みが今まで見たことがないほど、スギ花粉でまっ黄色に靄がかかったように見える。ものすごい量の花粉だ。私も花粉症で毎年大変だが、この花粉が首都圏に飛んで行くことを考えたら・・・・・首都圏の皆さん、お大事に。ヘックション!今朝からくしゃみが止まりません。

〜秩父の味と言えば蕎麦と思う方が多いでしょうが
  秩父には まだまだ自慢したい味がたくさんあるのです。今月はホルモンです。〜
炭火の温さが恋しい冬。秩父に100軒とも言われるホルモン屋に出掛けるには良い季節である。
通りかかると、焼肉の良い匂いが流れてくる。客寄せの煙に誘われて食欲も湧く。

長いテーブルにはステンレス板が貼ってあって、ところどころに丸く穴が空いている。ここに炭を熾した七輪(コンロ)をボンと入れて、そのうえに網を載せる。さあこれで、ホルモン焼きセット完成。後は肉を焼いて食べるだけ。
付け合せには、必ずといっていいほど、生のままのキャベツが出てくる。これを生でタレ付けて食べてもいいし、軽く焼いてもいい。無くなったら追加注文。口がさっぱりしていい。

肉は、豚肉。タン、カシラ、キンニク、ハツ(心臓)、レバー、子袋(子宮)、シロ(腸)など。いわゆる雑肉であるが、これが非常に良い味で、それぞれの味を主張している。普通のロース等と異なり味わい深し。また、店によって肉質が異なるし、肉の切り方(厚み等)も異なるので、自分の好みの店を見つけるに限る。この味を知ると他の焼き肉店で高いお金を払うのがバカバカしくなる。太古の人類の食していた味こそホルモンであり、肉食の原点の味ではなかろうか。
焼いた肉につけるタレも店固有の味があって面白い。それぞれに秘伝のタレを開発しているらしい。ニンニクが強いのとか、それぞれの店の特色もあり、何軒か回ってみれば自分好みの店に出会えるであろう。

ちなみに、暑い夏に、炭火で焼くホルモンも良い。クーラーを入れていない店もあるが、扇風機の風の中で大汗かいて食べるのもまた一興。
料金はめちゃ安い。何の肉でも1人前400円ほど。2000円もあれば、腹一杯で酔っ払える。ただし、衣服は注意してそれなりの格好でいかないと、煙もうもうの中にいるので、匂いがしばらく消えないこととなる。

このところ私の通っている店は3軒ほど。高砂(秩父鉄道のお花畑駅近く)、丹賀(秩父鉄道秩父徒歩5分)、すみや(秩父鉄道の浦山口徒歩10分、国道140号沿い)。すみやは、長女の同級生の親父さんの店で、こだわりの味を追求している親父さんがいろんな料理を作ってくれる。焼肉もいいが、鳥の空揚げ、かつ丼(鳥かつを甘しょっぱいタレで煮てある絶品)、ラーメンも美味。
尿酸値の高い私は肉をあまり食べてはいけないということらしいので、平日は可能なかぎり肉は食べず、2週に一度ぐらいの割合で週末のホルモン焼きを楽しむ日々である。

〜「陶芸の里 秩父」太古から人は土と火と共に生きて来た〜
10年ほど前に秩父へ戻ってきた時、西武秩父駅の仲見世の土産物屋で偶然になんとも言えぬ良い色合いと形の焼き物を見つけた。
これまで焼き物にはそれ程こだわったことはなかったのだがどうしてそこまで私の心をとらえたのだろうか、何週間か後で猪又さんに突然に電話をして窯を訪ねた。秩父からは札所23番、ミューズパークの山向こうの小高い丘の上に猪又謙三さんの工房と登り窯があった。

猪俣さんは備前で修行していたが、陶芸をやっている友人の紹介で23年前にこの地に移って窯を構えた。窯は全て自分で作ったと言う。
秩父には現在30人以上の陶芸家がいるらしいが登り窯は数軒しかない。

窯を焚くのは年に1回。私も何度か見物をさせてもらったが、1200度の世界というのは全く計り知れない強烈な光の世界である。2週間にわたって昼夜、不眠不休で厖大な量の赤松の薪を焚き続ける。


しかし猪又さんによると「何度焚いても同じ窯は2度と無くこれで満足というものはできない」とのこと。生きた炎を何割だせるか、これは人間の思惑の及ばない自然が左右する世界への挑戦だと言う
猪又さんの永遠のテーマは「夕日の赤色」を出すことにある。炎に当たる側の裏で比較的温度が低く灰がかからない部分に、ごくまれに円形の美しい赤色が出ることがある。窯を焚くのは年に1回限り、今年と同じ窯は2度と焚けない。 毎回、窯だしの瞬間まで不安で仕方ないと言う。

今年の正月に伺ったら、高さ1メートルを越す甕が2つ、登り窯の中に作られていた。甕を作るのに4ヶ月、乾燥に4ヶ月から半年。まさに、1年をかけた大作となる。そして、いよいよ窯に火が入れられるが猪又さんによると成功率は2割。

猪又さんは毎年窯焚きが終わると必ず窯のどこかを直し始める。「完全な登り窯なんてあるはずはないけれど毎年もっと良い窯を目指さすことが私の力になっています。土と火には太古からのエネルギーの源があると思うのです」と語る。

猪又さんの作品を手にすると、彼の人柄そのままに温かく穏やかな落ち着きが伝わってくる。寒い夜、これで飲む熱燗は格別だ。猪又窯のファンがあちこちに増えているのが嬉しい。
今年は、春に窯焚きをしてその後銀座で個展を開く予定。今から、作品の完成が待ち遠しい。
尚、今から窯焚きの準備に入るために猪又窯への直接のお問い合わせはご遠慮下さいとのこと。銀座個展のお知らせは日程が決まり次第このちくとく・どっとこむ埼玉でぜひ特集をお願いしたい。

〜「秩父の地酒を語る」
        寒い冬は囲炉裏端で地酒をチビリ・チビリとやりながら〜〜
秩父は水が旨いし空気も澄んでいる。だから酒も旨い。
水は石灰岩で濾過される硬水。 これは蕎麦の味にも影響するらしい。

[武甲]
秩父には酒蔵がいくつかあるが、有名なのは市内中心部にある武甲酒蔵(柳田総本店)。
酒の名前も「武甲」。何年か前、若旦那に、東京で武甲を買えるか聞いたら、「西武デパートに置いたら売れすぎたので止めた。 地元で売る酒が無くなる。生産量を増やせば味が変わる。それじゃ地元の人に申し訳ないし、今の状況で飯も食えるしそんなに大儲けしなくてもいい。 地元の人には旨い酒を飲んで欲しい」との経営方針で地元販売のみで、東京で武甲を卸している店は2件だけとのこと。 これこそ顧客満足度(CS)重視の経営。人は何のために生きるか、仕事するか、会社をやるのかの原点。 だから、ここの酒は我々地元民が愛して止まない。
「武甲」は、個人的な好みをいえば、昔でいう2級酒の「武甲・辛口」で、冷やでもお燗でも良し。 値段が上がるに連れて香りが高くなる。冬から春先にしか出回らない「しぼりたて」の生酒はよっと甘めだが香り高く美味で、 もちろん冷やでやる。

[秩父錦]

秩父市内にあるもうひとつの酒蔵は、「秩父錦」で、矢尾商店というデパートが経営しているもの。 何年か前に、市内からちょっとはずれた場所に酒蔵資料館を開設し、そこで仕込みとともに展示販売している。 私は、若い頃に「秩父錦」の2級酒の「秩父錦・辛口」の熱燗が大好きだった。
秩父錦は、資料館に隣接の店で買う樽酒が旨い。それと1月に出回る数量限定の貴重な「甕口」酒が素晴らしい。 何年か前に、飲んだら病みつきで毎年買っているが、近年人気沸騰で予約が必要なぐらい。ことしは、 1月に買ってそのまま新聞紙にくるんで冷蔵庫の野菜室にずっと寝かせておいて、12月の秩父夜祭に来た客と飲んだら、 味がさらに豊潤になっていて絶品だった。来年に向けて酒屋でまた予約しておこう。

[慶長]
秩父市内から車で20〜30分ほどの吉田町にある和久井酒蔵は、山越えで群馬に抜ける街道沿いにある小さな酒蔵。 店構えは昔の建築そのままに風情あり。ここの銘柄「慶長」は知る人ぞ知る酒。
個人的には、本醸造が大好き。純米酒もあるが、本醸造のほうが値段も若干高めで、香りも高い。味にこだわる酒好きの酒という感じ。 これを飲むと他の酒が薄く感じるぐらい。2級酒の「慶長」は秩父市内の主要な酒屋にあるが、本醸造、純米酒はほとんど置いていない。 西武秩父駅の仲見世、秩父鉄道秩父駅のじばさんセンターでは本醸造等も買える。武甲と同じく、 良いものを限られた販路で売る経営方針らしい。
訪れて来た人と先月漬けたしゃくし菜を肴に地酒をちびちび味わう私の至福の正月です。

[第2号] 〜12月歳時記〜
秩父夜祭が終わると本格的な冬到来である。それでも今年はやけに温(ぬく)い。
漬物がうまくいかないとの声も聞く。「しゅうへい庵」のこの時期の風物詩は、数年前から始めた自家製野沢菜、 しゃくし菜、大根の漬物。白菜は昔から自ら栽培して漬物にしていた。

野沢菜は、長野のスキー場で種を買って帰ってから毎年栽培。土壌あるいは気候のせいか、 本場物とは形が多少異なり寸詰まりであるが、味はよろしい。
しゃくし菜は、秩父地方の俗称で、種の袋には「雪割体菜」となっているので中国のターサイの一種か。 葉っぱの形が細長く丸くてジャモジ(しゃくし)に似ている。お百姓の叔父に聞けば、秩父以外でこの菜を作っているのは聞いたことが無いとか。 気候、風土、食べ方が秩父に合っているということか。 私が物心付いた頃には畑で作って市場に出荷していた記憶がある。親父が死んでからは、お袋もあまり好きでなかった (白菜に比べて繊維質が強くコワイ(固い)せいだったか)のか、畑には作らなくなったが、数年前に私自身でまた栽培を開始。

野沢菜もしゃくし菜もまずは塩漬け、2週間ほど後に水に漬けて塩抜きした後でまた付け直す。やはり付け直すと味が滲みこんでいい。今年は、野沢菜は、長野で購入した13kg、自家栽培もの40kg、しゃくし菜は、50kgを漬け込んだ。 こんなにたくさん作ったものの、その先はどうするのか全く考えていないが、とにかく種を一袋作ると、40kg、 50kgとできるので漬けるしかない。 次は、大根を全て掘って、土に埋めて保存するのと、タクアンにするのと、畑で凍る前にやらないといけない。

と、12月の「しゅうへい庵」の土日はもっぱら漬物作りと畑の整理に明け暮れて気が付けば年末で、ハム、 ベーコンも作らなきゃだし、高い樫の木の生垣の剪定もしなきゃだし、最後は大掃除、餅搗きも待っていたりして、 今年も一年お疲れ様でした。
〜紅葉を求めて〜
紅葉を求めて妻と一緒に小鹿野町へドライブしました。

[ 毘沙門水 ]
東京からもたくさんの人がポリタンクを持って水汲みに来ていました。

[ 吉田川の倉尾渓流 ]
川をせき止めた釣り堀

[ 和久井酒蔵 ]
140年前の木造建築物。 香り高い慶長が有名。

秩父特派員紹介

根っからのチチビアン(秩父人の別称)。
途中20年ほどの都会暮らしを経て秩父市民となりて11年。 休日は時に農夫となりて畑で汗、昼には蕎麦、うどんを打って昼酒なども楽し。他人が来れば嫌いなタイプでなければ家の周りの食材など 採って食わせ、時にはドブロクなども振舞い。味噌、梅干、漬物などは自家製造し、最近は韓流キムチも覚え。
大切にすべきは先人の知恵と道具と技と思い、本当の味を子孫の代にも伝えんと願う。
楽しき豊かかかな秩父暮らし後幾年。

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