ここ数日すっかり夏の石垣です。暑くてお店ではクーラーを入れました。旧暦の3月3日にあたる今日は、浜下りの日。吉原部落の行事に参加して、海に足を浸して清めてきました(女に人は不浄だから海に入って清める、なんていう由来に納得しているわけではないですけどね!)。
先日の日記でご紹介したコーラル・ネットワークのリーフチェック**は、お天気にも恵まれ無事に終了したようです。
**ところで今年は国際珊瑚礁年、珊瑚礁の保全を目的としたいろいろな活動が行われています。今、知人がコーラル・ネットワークという組織の一因として、石垣島に来ていて、珊瑚礁のモニタリングチェックのためのリーダー養成講座や実際の調査などを行なっています。モニタリングするポイントを決めて、その位置で対象となる魚の調査、サンゴの調査、無脊椎動物の調査と三人一組になって調査をするとか。私たちがお世話になっているダイビングサービスも今回の調査に全面的な協力をしています。**
知人から帰り際の忙しい時間に聞いた所によると、米原の調査ポイントではサンゴも魚もかなり良い状態だったそうです。1998年の大規模な白化減少のあとに育ったサンゴで、まだ小さいけれど元気だし、魚も調査対象になったチョウチョウウオなどは結構多かったということでした。調査に当たった研究者から、市街地がある南部の調査では、かなり良くない状態だったので、米原地区のこの状態を維持することが大切だという話があったとか。瀕死の状態ってことじゃなくて良かったけれど、放っておけば南部と同じようになってしまうのは時間の問題ですよね。こういうことって、もっと報道してもらって、島全体で考えていかなくちゃいけないことだと思うのですが…。
1年後にまた同じポイントで調査をするので、その時にどうなっているか心配!

ちょっと話は逸れますが、最近各ダイビングショップに八重山ダイビング協会から「ホームページの日記などに、このポイントでこんな珍しい魚を見た」というような、具体的な情報の提供はしない方が良いと言うような通達があったとか。各地のダイバーさんたちはそんな情報を楽しみにしているのに、「何故?」って思うでしょう? なんと、そういう情報を見て、こっそり魚を捕ってネットで売っている人がいるのだそうです。この前まで各ショップの人気者だった大きなオオモンカエルアンコウのペアが売られていたとか、ビンの中に住んでいたイロワケハゼがビンごと売られているとか…。でも漁協の許可を取ってるので、法的に取り締まることは出来ないのだそうです。デパートの水槽の中で色あせたカクレクマノミを見たことがあります。そんな悲しいことにならないように、自然の中で生き生き暮らしているかわいい魚たちを、水槽の中に閉じこめたりしないで!買う人がいなければ、捕ったりしないと思うから。
サンゴも魚も豊かな、竜宮城のような石垣の海がいつまでも続きますように。