毎朝学校に通う道の途中、モンパルナス大通り沿いに、老舗のカフェが4軒ほど集まってるエリアがあります。
それぞれ名だたる芸術家や文化人の溜まり場で、夜な夜な芸術論に興じ、パリのカフェ文化を築いてきたと言われる由緒あるカフェばかりです。そのカフェが、100年近く経った今でも、洒落た雰囲気ときちんとしたサービスを保っていて健在だというのはすごいことだなと、いつも思いながら歩いています。
ル・ドーム:100年以上も前に開業したカフェで、モディリアニ、藤田嗣治、ピカソなどが常連だったそうです。
ル・セレクト:ここは、ジャン・コクトーが常連だったそう。
ラ・ロトンド:ロダンの彫刻やモディリアニの絵が普通においてあります。近所に住むパトリス・ルコント監督が今もよく通われているらしいのですが、一度くらいはお目にかかれるといいなぁ。
ラ・クーポール:外観と違って、アールヌーヴォーの内装がとてもシック。

ここは去年創業80周年を迎えたようで、過去常連だった人たちで賑わっていた当時の様子を、こんなイラストにして外のガラスに貼ってあります。
やっぱりいました、藤田画伯!
明治19年生まれの藤田画伯。彼の描く絵も大好きですが、どうしてこの時代にありながら、いでたちを含め、こんなにファッショナブルだったんだろうと思います。もし絵画の世界に進んでいなかったとしても、ファッションやクチュリエの世界できっと成功していたでしょうね。

フランスで最も有名な日本人は、KENZOか藤田かと言われていますが、こちらに来てやはり藤田なんだろうなと実感しています。