9月18日は鎌倉長谷の【御霊神社】の神官による【鎌倉神楽】【面掛行列】の例祭が行われます。
御霊神社は鎌倉権五郎景政公をお祀りしています。
景政公の命日にあたる毎年9月18日には例祭が行われています。
実はこの【鎌倉神楽】【面掛行列】が来年韓国のある有名な『国際仮面舞フェスティバル』に参加することが内定しています。
そんな関係で従来ならば「外巻き」でお祭りを楽しむところ、御霊神社の宮司さんや禰宜さんから「内側で(身内として)」お祭りを見て感じてほしいとの声があり、生まれて初めて【裃(かみしも)】姿でお祭りに参加しました。
行列奉行の采配の元、氏子達、神職、楽官、総代と神輿のお供をするのです。その一員にしていただいたのです。
緊張して神輿の前を歩く私。家族や大勢の友人達が面白がって集まってくれました。
今日は妻が写真班です。大半の写真は妻と友人達の写真です。
御霊神社のお禰宜さんを先頭に小林宮司が続きます。
例祭は、御霊神社の社殿内で行われる神事から始まります。
境内で4名の神官によって演じられる「湯花神楽」。
大きな釜にたぎらせたお湯で、祓いと吉凶を占う湯立の神事をともなう神楽です。「鎌倉神楽」とも言われています。
4名の神官により演じられ、演目ごとに一人づつ交代で舞い、
他の三人が太鼓、横笛、大拍子の楽器をそれぞれうけもちます。

いよいよ神社から「面掛行列」は坂ノ下の小路を歩き始めます。

天狗の面をかぶった猿田彦(さるだひこ)役は今年から行列のメンバーを公募して決まった外人の若者です。背丈は2m近くあります。


面掛行列は、県の無形文化財に指定されていて『はらみっと行列』といいます。笛、太鼓のはやし連中の後に白い幟旗(のぼりばた)の竹をかつぐ白装束、わらぞうりばきの少年、天狗の面をかぶった猿田彦(さるだひこ)や獅子頭(ししがしら)をかつぐ人が続きます。
「鎌倉囃子」の元気なメンバーです。子供達も頑張って参加です。(写真略)
『坂ノ下囃子連』安齋会長も「晴れたね!」と嬉しそうです。 (写真略)
ここに伝わる面は舞楽(ぶがく)や田楽(でんがく)の流れをくむもので、「宝暦二年(1752年)」の銘があるものもあります。この面は鶴岡八幡宮に伝えられ、神幸(みゆき)祭の行列に使われていたのが、明治になってここ「御霊神社」に移ったといわれています。
源頼朝が村の娘を特にかわいがったので、その一族が力を持ち、頼朝の外出にはそばに仕えました。そのとき顔を見られないように面をつけたのがこの行列のおこりだとも伝えられています。
神輿が神社に戻ってきました。大事に台車に乗せ扱ってきたので、担ぐのはここだけの一瞬です。最後のひと暴れ! (写真略)
朝から一日、地元鎌倉の住民としてお祭りに参加してみて感じたことは、こんなに「豊かな人情」と「地元の力」のよさでした。たくさんの人々が「お祭り」という伝統文化を支えているのです。特に子供達が積極的に参加している姿はすばらしいと感じました。
(中略)
鎌倉には現役時代には深夜にただ寝に帰ってきていただけ。鎌倉を知ることはまだまだ奥が深いと感じました。この方達の本当の仲間に入れるかどうか、私次第なのでしょう。来年の韓国のある有名な「国際仮面舞フェスティバル」への参加の道は、今、始まったばかりです。

そして数年前に母がこの行列を見物して、そのモチーフで制作した「布の貼り絵」が神社の社で飾れていました。