『今日を楽しく』、100歳が主役の「長寿祝賀会」は夜更けまで・・・
7月7日(土)、信州・原村は穏やかな祝賀会日和です。
夕方5時からの祝賀パーティを前に、庭の一角にかわいらしいもみの木を「100歳の記念植樹」しました。
午後になると、お父様の長寿を祝うためのパーティでライブ演奏してくださる方や、
節子さんゆかりの方々が続々東京から到着します。
お祝いの品々が沢山届き、千客万来のあわただしい雰囲気に、お母様はちょっとお疲れの様子。お父様は、節子さんと一緒にお客様にご挨拶。
(番場順さんの木彫りの「だるま」など、沢山のお祝いの品々が届きました。
パーティに直接持参してくださった方も多く、写真は一部のみです)
会場には、お父様が94歳の時に賞をいただいた絵(写真右側)や、今年の春に色鉛筆で描いた絵(写真左側)も飾られました。
5月にリングリンク・ホールで開催された「あべみつこ展 in原村」の打ち合わせに来られたあべさんに刺激されて、100歳記念に描いた『林檎と陶器』の絵はとてもみずみずしい感覚で、お客様たちを驚かせていました。
(受付に飾られた、お父様の書「今日を楽しく」と、記念の奉加帳)
午後5時過ぎ、原村など近隣の方や東京など各地からおいでになった沢山のお客様を前に、節子さんの開会のあいさつ。
今夜のスペシャル・ライブ・ステージは、中国人オペラ歌手 崔宗宝さんの素晴らしい
バリトンの歌声「アヴェ・マリア」で幕を開けました。
崔さんは、東京芸大大学院終了後色々な舞台で活躍されていますが、この夜は、2人の坊ちゃんと一緒に原村まで来てくださいました。
“「千の風になって」は、秋川雅史でヒットするよりも前に自分がこのホールで歌ったのに・・・”などと流ちょうな日本語のトークを交えながら、オペラや日本・中国・イタリアの歌などを朗々と歌い上げてくださいました。

(以前テレビ東京の「レディス4」で節子さんと一緒にレギュラー出演していた
岩崎美智子さんもお祝いに駆けつけて、お父様と一緒に客席で)

(崔宗宝さんは、カラオケセット持参で熱唱。
後方の階段に座った節子さんの膝に抱かれているのは、崔さんの次男)

(崔さんから、お祝いに贈られた「百の『壽』」をデザインした特注品の掛け軸)
日本人の若いアーティストたちも、今宵のためにリングリンク・ホールに戻ってきてくれました。
ネイティブ・アメリカンフルート奏者のマーク・アキクサさんと、ジャズピアノ&ボーカルの小川理子さんです。
(2人の即興コラボレーション演奏)
マークさんは、留学していたアリゾナで出会った“求愛の笛”と言われる縦笛で、「アメイジング・グレイス」「雨降り山」などを演奏。
小川理子さんは、某電機メーカーでキャリアOLとして勤務する傍ら、ライブハウスなどでジャズピアノとボーカルの演奏活動をしています。
理子さんが、お父様の生まれた年、1907年にちなんでセレクトしたのは、
青い山脈、東京ブギウギ(1907年生まれの服部良一作曲)
旅愁(1907年に作曲された曲)
そして、お父様の若い頃にはやった歌や、その時代を背景にしたスタンダードナンバ ーになっているジャズ、映画音楽、ゴスペル、ガーシュインの曲など会場のお客様にもおなじみの曲を演奏してくれました。
お父様も思わず演奏に会わせて手拍子。とても楽しそうでした。
お次は、リングリンク・ホールにはお馴染み、原村在住の熟年トリオが登場。
「番場&カフカ」の番場順さんと藤森カフカさん。そして「マウンテン・パパ」のメンバー出戸明さんです。
本職はヴァイオリン作家の番場さんは、フィレンツェの古い教会の古材で作った「百歳記念のだるま」を届けてくださいました。
瞑想しているような表情のだるまさんは、製作者の番場さんにそっくり?
出身地である礼文島でもライブ活動をしている「番場&カフカ」のレパートリーはクラシックから映画音楽、シャンソンなど幅広く、「夢で会いましょう」や「ハッピ・バースデー」を客席も一緒に歌うなど会場は大盛り上がり。
出戸明さんが、ギターをつま弾きながらビートルズ・ナンバーを歌ったあと、再度登場した崔さんの「君といつまでも」で第一部は終了。
お父様の「お礼のことば」に続いて、キッチン・ディレクターの勝子さんはじめ本当に大勢の方が心を込めて作ってくださった料理の数々が並ぶ大宴会の第二部へ。
バースデーケーキのろうそくを吹き消したお父様は、会場から退席。
「百歳を祝う会」の第一部は2時間半を超える長丁場でしたが、時折コックリしながらも主賓を最後まで無事に勤め上げ関係者一同安堵。
第二部は、アーティストもゲストも一緒になって、食べたり飲んだり、飛び入りのジャズピアノ演奏や、外のテラスでグラス片手にギターで歌う人などそれはにぎやかな宴会でした。
60歳の私たちが100歳になるまで、あと40年。
さて、これからの40年、どうやって楽しみましょうか・・・ |