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☆★☆南の島のTシャツ屋 「ととはうす チバトンドゥ記」☆★☆

「ととはうす」はダイバーのメッカである石垣島・川平にあるオリジナルプリントのTシャツとおさかなグッズを扱う小さなショップ。
趣味のダイビングで何度も訪れた石垣島に魅せられて東京から移り住んだオーナーは、島に友人もでき、いろいろあるけど石垣島でチバトンドゥ(頑張ってるさぁ)の日々。
家のすぐ下がビーチというなんともうらやましいロケーションの生活ですが、今回はどんなチャレンジや発見があったのでしょうか。

石垣島は今が一番美しい季節

石垣島は、早くも梅雨明け。本土より一足早く夏到来です。
6月18日のハーリー(海神祭)の銅鑼が鳴ると、梅雨は明けるという島の人たちの言葉通り、沖縄の梅雨は終わり、一気に夏の空になりました。
空の青さと雲の白さ、海の碧のグラデーション、咲き乱れる花々、石垣島は一番美しい季節を迎えています。

しかし、そんな石垣島に最近移住した人たちにとって、ちょっと気になるできごとが・・・

最近、石垣島をはじめとする沖縄諸島は本土からの移住者が空前のブームといえるほど。
「ととはうす」があるエリアは、ないちゃー(内地から来た人)ばかりの新興住宅地です。自分たちが取材に協力したテレビ局の番組が放映されてみると、いずれも“内地からの移住ブームを、島の乱開発と、自然破壊に結びつけたストーリー”になっているのです。

そんなマスコミの風潮について、以下のように書いています。

確かに私たちが移住すること自体が、自然破壊にはつながる部分はあるけれど、そのよそから来た人たちが島の自然破壊をいちばん心配しているのです。だからこれ以上の乱開発や大型リゾートの建設に反対したり、シンポジュームを開いたりしてる多くはないちゃーなのです。

(^-^)自然を守ろうとする島の人々と、自然を破壊するないちゃーの対立という構図にすれば、誰にでもわかりやすいストーリーになるが故に、テレビ局はそういう番組にしてしまうのでしょう。
   私たちが、日頃、お手軽な情報源として頼りにしているテレビ番組ですが、中には実情を伝えているとはいえない場合もあるという厳しい目でチェックしなくては・・・

###<7月2日「7月になりました」からの引用>###

7月になりましたね。空の青さと雲の白さ、海の碧のグラデーション、咲き乱れる花々、石垣島はいちばん美しい季節を迎えています。



そんな石垣島は空前の移住ブームだといって、テレビ各局の取材陣がやって来ています。これまでにもいくつか取材に協力してきましたが、放映されたものを見てどれも腹立たしいものばかり。だいたい我々の住むこの地区が、ないちゃー(内地から来た人)ばかりの新興住宅地のため、格好のターゲットになっているわけで、内地から来て勝手なことをして、島の自然を壊して島民の反感を買っているというテーマをあらかじめ作り上げて、取材に来ているのです。
先週のテレビ○日の取材も、決してそういう意味合いではないということで協力したけれど、結果は同じようなもの。確かに私たちが移住すること自体が、自然破壊にはつながる部分はあるけれど、そのよそから来た人たちが島の自然破壊をいちばん心配しているのです。だからこれ以上の乱開発や大型リゾートの建設に反対したり、シンポジュームを開いたりしてる多くはないちゃーなのです。
ところが、島の土地を持っている人たちの中には、都会からやってくる、開発業者に土地を売ってもうけたいと考えている人たちも多いのです。農業といったって、それほどのお金にはならないのですから、しかたのないことでもあるのです。そのことがますます自然破壊につながるんだと、一生懸命啓蒙しようとしているのは、大抵がないちゃーで、「あんたたちは都会で金儲けして、ここへやって来た。わしらが土地を売って金儲けして何が悪い」といわれたら、答えようがないのですが。それがテレビ局が報道すると、自然を守ろうとする島の人々と、自然を破壊するないちゃーの対立という構図になってしまうのです。

都会にいて、噂や想像で番組の構想を作り上げて、数日の短期取材で、それに合ったコメントや映像だけをつなぎ合わせて完成させ、あたかもこれが事実であるというように報道するやり方に怒ってみても、これが今のマスコミなのかも。じっくり時間をかけて取材をし、内情をよく知った上で番組を作ったら、万人が面白がるようなものには、きっとなりませんからねぇ。



夏はお店も忙しくなりそうなので、日記は絵日記風にシンプルにしようと思っていたのに、ついつい…難しいこと書いちゃいましたが、時間が許す限り、のんびり水中で癒されたいなぁ。

###<6月23日「梅雨明けです」からの引用>###

沖縄の各地で、今週の月曜日にハーリー(海神際)が行われました。旧暦の5月4日
行う、海の安全と大漁を祈るこのお祭りのドラが鳴ると、梅雨は明けるという島の人た
ちの言葉通り、沖縄の梅雨は終わりました。まだ時々突然の雨が降ったりはするけれど、
一気に空が夏の空に代わり、入道雲がもくもくとわき上がっています。夜には星空もす
ごいですよ。



話はハーリーに戻ります。昨年は街の中心部にある漁港で行われる、石垣島では最大のハーリーを見に行ったのですが、今年は我が家よりももう少し北部にある伊原間のハーリーを見に行きました。石垣の北部というと平久保半島が北に細長く延びているのですが、伊原間はその平久保半島の付け根のあたりになり、太平洋側と東シナ海側との距離が200メートルくらいしかないのです。



それで昔は、海人(漁師)たちが、サバニを漕いで平久保半島を回るよりは早くて楽だといって、サバニを担いでここを横切っていたとか。その昔のやり方を再現しようと、太平洋側から東シナ海側に、サバニを担いで渡るのが、ここのハーリーの特長と聞いていたので、それを見たかったのです。競技の中で担ぐのかと思っていたのですが、そうではなく、開会式のあとに全員で太平洋側に歩いていき、地元の中学生たちがサバニを担いで港まで運んでくるのを、かねや太鼓を鳴らしながら、ついて歩くだけで、ちょっとがっかり。
でも、もう今は数件になってしまった海人や、この港を使うダイビングショップのオーナーやスタッフたち、地元の人たちの手作りのハーリーは、街のような華やかさこそないけれど、辺りの自然にとけ込んだ素朴さがなんとも心地よいお祭りでした。お願いすれば、参加も出来そうだから、次回はサバニを漕がせてもらったらもっと楽しいかも。
(後略)

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